エンタメの辺境から中心地を観測するブログ-Watching entertainment movement!

エンタメ界の端っこで生きる管理人が、世を騒がせる数々のエンターテイメント作品について、あれこれ考察するブログです。

映画ハロウィンのオープニングがかっこよすぎる

こんにちは。

 

 

今回は、映画「ハロウィン」(2018年)についてお話したいと思います。

 

 

 

年末に、何か映画でもみようかなと思い、たどり着いたのが「ハロウィン」。

 

というのも、私はゲーム「デッドバイデイライト」をプレイしておりまして。(狩野英孝さんが「勝手に斧振らないで」という名言を残したことでもおなじみのゲームです)

 

「デッドバイデイライト」について軽く説明すると、生存者4人と殺人鬼1人でエリアの中に放り込まれ、鬼ごっこをするゲームです。生存者は脱出ゲートを通電させる為に5つの発電機を修理し、エリアから脱出すれば勝利。殺人鬼は生存者全員を処刑できれば勝利、というルールです。

 

その中の殺人鬼(キラー)のキャラクターの一人に、映画「ハロウィン」に登場する殺人鬼、ブギーマンが登場しているのです。(ゲーム内では「シェイプ」というキャラクター名ですが)

 

ゲームでプレイしているのに、原作の映画を見ないのも何か気持ち悪いなと思い、primeビデオで鑑賞しました。

 

ということで今回は「ハロウィン」第1作から40年後が舞台となっている「ハロウィン」(2018年版)について、お話します。

 

 

 

 

オープニングがかっこよすぎる

といいつつも、実は今回お話ししたいのはそのオープニング部分。

 

この映画は、オープニングからタイトルロールまでのシーンがとにかくかっこいい!

刑務所に収監されているブギーマンことマイケル・マイヤーズの元にやってきた報道記者。

 

記者の男性がかつてマイケルが殺人を犯す時にかぶっていたマスクを掲げ、問いかけます。

 

「これは君の一部なんだろ」「何か感じないか?」

しかしマイケルは記者に背を向けており、表情はわかりません。

しかし異様な気配を感じたのか、周りの囚人たちは殺気立ち、騒ぎ出します。

それに伴い、刑務所内に鳴り響く警報音。

泣きわめくカラス。

問い詰める記者「なんとか言えよ!」

細かいカットバック。

騒ぐ囚人。

不安そうに見つめる医者。

問い詰める記者。

高まる緊張感。

そして記者が言う「何か言え!」

からのタイトルロール「HALLOWEEN」。そしてテーマソングがかかる。

 

 

あーかっこいい!!!

あれめちゃくちゃしびれましたね!!

音楽もめちゃくちゃかっこいいしね。不安を煽る不協和音にピアノの高い旋律。

あのシーンだけ30回くらい観ました。

 

なんであんなにかっこいいの?

あのオープニングシーンは、いわゆる「カットバック」という映画の技法が使われています。

 

カットバックとは、短いショットを速いテンポでつなげて見せる技法です。

緊迫感や焦燥感を掻き立てたい時によく使われています。

問い詰める記者の気迫と、騒ぐ囚人、鳴り響く警報、そして周りの喧騒を一切気に留めないマイケルを対比させながら見せるこの一連のシーンは、緊迫感が抜群でしたね。

そして一番盛り上がるところで、タイトルコール。テーマソングをかけていく。

 

見事な編集でした。

 

そのシーンはyoutubeでも観られますので、ぜひ見て欲しいです。

www.youtube.com

本編ではもう少しじっくりやってるんですけどね。

 

 

さて、その後のストーリーはというと、しっかり過去作と繋がっていたらしく、ちょくちょく話に置いてけぼりにされつつも、大方の予想どおりマイケルは脱獄し、因縁の相手であるローリー・ストロードを殺すため、執念を燃やすわけです。

 

しかし、どうせなら過去作も見てみたいのですが、どこの配信サービスでも配信されてないみたいですね。残念。

 

もし配信されているのを見つけた方は、ぜひ教えてください。

 

お読みいただき、ありがとうございました。